今日は親子丼をつくってから寝るけど

9時に目が覚めて、11時ころまでソシャゲをしたりツイッターを眺めたりしてごろごろしたあと、地獄のように散らかったキッチンを片付けるために立ち上がった。というのも、昨日の夜にフライドポテトをつくったとき、シーズニングソルトの頭の挽くところが外れてしまって、その拍子に辺り一面いろんな種子をばらまいてしまったから。それでもういやになってそのまま放置して寝た。まぁポテトは食べたけど。さすがにそのままにしておくわけにもいかないので、昨日の失態は今日のわたしがちゃんと片付けた。えらい。

それから冷凍していたごはんを出してきてチャーハンを作った。昔から冷えたごはんや冷凍したごはんがどうしても嫌いで、米を炊いたあとも食べきるまで炊飯器の保温を切らないのだけども、なんの気の迷いかラップで包んでジップロックに入れて冷凍していたごはん。冷凍したはいいものの味付けでごまかさないと食べられないので、冷凍ごはんの行く末は大抵チャーハンかカレーか丼もの。今日はチャーハン。どのくらいの量がいいのかわからなくてふたつ解凍したら1.5合くらいの量になってしまってつらかった。フライパンからあふれ出す大量の米。パラパラとはほど遠い米。夜も結局そのチャーハンを食べた。

 

家にいることが多くなって、前よりずっとキッチンに立っている時間が増えた。とはいえ作るものなんか鍋一つ、フライパン一つでできるような簡単なものばかりだけど。鶏ガラ粉末のスープ、ミルクリゾット、親子丼、味玉、鶏チャーシュー、卵味噌(郷土料理らしい。当たり前にあるものだと思ってた…)、チャーハン、豚しゃぶ丼…

わたしの平生の、現場やアイドル以外のたのしみといえばおいしいものを食べること、お酒を飲むこと、それからソシャゲくらいなので、外食ができない現状はつらい。ひとりで暮らしていると家で食べるもののクオリティなんかたかが知れていて、友達と出かけた先でなにか、きちんとした工程を経て作られたものを食べないとやっぱりバランスがとれない気がする。だっていつもわたしが家で食べるものなんて白米、卵、ツナ缶、納豆で終了だし。外で栄養と見た目の整ったものを摂取できないなかでも、なんとかまっすぐ立てるように。最近は適当な料理をしている。

休みの日に揚げ物をすることを覚えた。わたしは食べ物の中で鶏の唐揚げがいちばん好きなので、自分で作れたら最強じゃん、と思い立ったのだった。実家に電話して母親の唐揚げのレシピを送ってもらった。うちの唐揚げは、肉を一晩漬け込んでいる。醤油に、酒とみりん少々、しょうがとにんにく。揚げるときにつける片栗粉の量がいつもむずかしい。たくさんつけると粉っぽいし、少ないと油がはねるし…何度かチャレンジして、いい具合に揚がるようになってきたと思う。これでいつでも世界一好きな鶏の唐揚げが食べられる。

鶏の唐揚げだけじゃなく、やっぱり油で揚げたものが全般的に好きだ。シーズニングソルトをぶちまけてしまったフライドポテトもその延長。細切りにしてレンジでチン、片栗粉とコンソメを混ぜた衣をつけて揚げるのがおいしい。揚げ物をマスターして思うことは、揚げ物ができる自分の全能感がすごいということ。ただ熱した油に食べ物を突っ込んでいるだけなのにもうなんでもできるような気がしてくる。揚げ物はすごい。すごいよ。でもそれはそれとして、他人の作ったあたたかい料理や、薄い酒が飲みたい気持ちは依然として、ある。

 

現場がないとこんなことしか話すことがない。ほんとなら今頃、楽しかった春祭りと来たるサマステに想いを馳せていきいきしてたろうになぁ。春に仕事をかえたのだけど、有給休暇の消化を春祭り期間に充てていたので、心の底から虚無の春を過ごしてしまったし。なんにもないままでもう夏が来そう。

ほんとうに現場を中心に生活がまわっていたなぁとつくづく思う。現場がないと外に出ないし、外に出ないから服がいらないし化粧をしないから化粧品もいらない。春服を買わないまま梅雨入りしたし、茶色のリップを買い集めるのが大好きだけど最近は買っていない。ディオールのマキシマイザーの限定色がかわいいなと思ったし、ルナソルのドレスフォーリップス05がずっとほしいけど、マスクしてたら意味ないからいらない。

ふらりとルミネに行くこともなくなったのでアットコスメストアを徘徊しているようないらないような化粧品を買うこともない。使い切ったものと同じものをアマゾンで買う、みたいな生活が続いている。つまり化粧品といえばIHADA一式しか買ってない。最近。EX用の小さいバッグを新調しようと思っていたけど、その必要もなくなった。沖縄の免税店で買わなくてよかった。

食べ物はまともな自炊をはじめた他に、551とりくろーおじさんを取り寄せた。りくろーおじさんでワイン飲むのが楽しかった。あと冷凍したものをそのまま食べるのがおいしいからみんなやって。ルスルスの夜空缶も今月末に届く。

お酒は、缶ゴミを捨てるのが苦痛すぎてウイスキーのボトルを買った。700mlを1ヶ月とすこしで空にして、今日あたらしいのが来た。前のがブラックニッカリッチブレンド、今回のがホワイトホース。1000円くらいのウイスキーを買って、炭酸水があればいくらでもハイボールが飲めるという寸法。セブンの750ml500円のワインもいい。爆上がりするエンゲル係数

 

いま、友達に渡すブルーレイをつくるのにちょうど2年くらい前の少クラから見返していて、こんなに楽しかったのになぁ~とまたしょんもりしてしまった。

ゆうぴーは元気かなぁ。現場がないと雑誌にweb連載、YouTubeやアイランドTVなんかを追う気力体力もぷっつりいってしまって、動いてるゆうぴーというか今を生きているゆうぴーにほとんどお目にかかっていない。元気ですか。この調子だとまた、知らないうちに知らない大人になっちゃうんだろうな。これはゆうぴーだけじゃなくて、みんな同じだけど。さみしいことだね。

 

こんな生活がいつまで続くのかわからないけど、今のらりくらりとぬるーく生きていたって、現場が戻ればあっという間に身体じゅうガンガン血がめぐり出すことも、化粧品に服にネイルにほしいものが溢れかえることも知っている。目の前に楽しいことぶら下げられちゃうともうダメになりたい無理したいみたいなバカモード入っちゃうからね。わたしに今できることは、気持ち切らさずいることよりも、いつでもバカモードに入れるように、ただただ毎日健やかに生きることなんだよなぁ。食べたいものをきちんとつくって食べるとか、部屋をそこそこ整った状態に保つとか、健やかに生きることの大変さばかり痛感している。

ゆうぴーはどうかなぁ。毎日元気に生きていますか。元気ならいいなぁと思うのは、こんなに暇でも現場が詰まってても変わらないことなんだよね。わたしはいつでも自担の健やかな毎日を願っている。

 

毎日こんなもんという話でした。

グラスが空になったのでそろそろ書くのやめる。明日からも当たり前に仕事だしね。どれだけ行きたくねえ起きたくねえと思っていたってどうせ朝が来ることを、わたしは知っているんである。大人なので。

寝る前に明日仕事に行くわたしのためにお弁当をつくる。明日も健やかに生きようね。