人類せーので滅びたい

TDCが終わってひと月が経とうとしている。ゆうぴーに関していえば、一年以上現場がなく、とくにコンスタントに現場に通う生活からは遠ざかって二年近く経っていたというのに、たったひと月現場に通う生活をしただけで、現場がないときにどうやって暮らしていたのかをすっかり忘れた。

とはいえ日々やるべきことははっきりしているので、労働労働。相変わらず混み混みの電車に乗って会社へ出かけていくし、ちいさな事務所の中でせかせか働くといつのまにか夜になり、帰ってきて適当にごはんを食べて寝て、起きたらまたあさチャンの気象予報士増田さんの天気予報を見ながら支度をして、混み混みの電車に乗る。

ハッピーな世の中になったらあれがしたいだとか、これがしたいだとか、そういった願望は山のようにある。とりあえずもう一年以上帰っていない実家に帰りたいし、遠くにいる友だちにも会って話がしたい。こんな世の中になってから、もしかしたらもう一度も会えずに終わる人もいるのかもしれないとよく思う。ハッピーな世の中になったら、なんて考えてはいるけれども、それがそれほど近い未来ではないのだというのも気づきはじめている。たぶんみんなそうでしょう。

近々人類終わります、次に眠ったらもう二度と目覚めませんと言われたら、ああはいそうですかと納得してしまうような気がする。人類せーので滅びたいよね。せーのならもういいよと思う。種の保存うんぬんかんぬんでノアの箱舟みたいなんを作るならどうか自担を乗せてください。